2011年09月01日

RTI台湾国際放送日本語課スタッフの退職問題について

ご存じの方も多いと存じますが、先日8月26日(金)のRTI「お便りありがとう」で、8月31日付で荘麗玲アナ(勤続13年)、高野華恵アナ(勤続3年)のおふたりが退社し、新人の駒田英アナも「スポーツオンライン」のみ担当のフリーとなる(したがって今までフリーの羅友辰アナも完全退社)ことが、王淑卿課長によってリスナーに伝えられました。

王課長は、「荘麗玲さんと高野さんは、条件のいい職場に移る」ともおっしゃっておりました。多くのリスナーに衝撃が走ったことと推察いたします。

日本語課に残るのは上野重樹さんと、王課長のみとのことです。

背景には、過酷な労働の上に賃金がかなり低いということがあるようです。それで、ここ数年は新人が入社してもすぐに辞めてしまうということが連続していました。ある退職者の話によりますと、「長時間労働なのに低賃金」、さらには「無保険」と、まるでアルバイトのような待遇だとのことでした。

台湾には、日本語(中国語)ができれば、もっといい条件の仕事は幾らでもあるとも言っておりました。高野さんや、入ったばかりの駒田さん、そしてベテランの荘麗玲さんまで辞めてしまうとなると、イコール、日本語放送存続の危機と言わざるを得ません。

残された2人のスタッフで、毎日1時間の番組を制作するのは、いくら何でも不可能です。たとえこのあと新人が採用されたとしても、労働条件が変わらない限り、日本語課職員の定着には至らない可能性が高いとも思います。

大陸のCRI中国国際放送は、40人もの日本語部職員が働き、東京支局にも2人が在駐しております。でも、毎日更新(制作)される番組は、RTIと同じ60分間。放送時間が長いのは、前日の再放送とセットで、何回もまわしているからです。それに比すると、RTIや韓国KBSなど他局は、やはり「過酷」と言わざるを得ません。

とりあえず、今困っているRTI日本語放送のこの問題を解消すべく、我々リスナーが力を合わせて動くべきと考えますが、いかがでしょうか?

中華民国台湾は、この度の震災においても、世界一多額の義援金を送ってくれた国であり、それでなくとも日本とは非常に深い関係にある国です。しかしながら、日本のマスコミが流す台湾の情報量は限られており、義援金のことすら知らない日本人が多いのも事実。

そんな状況下、RTI台湾国際放送日本語放送の力は大きいと私は日頃から感じておりました。もしこの放送が中止されてしまったなら、台湾からの信頼できる情報源が、絶たれてしまうことになりかねませんし、親日国である中華民国台湾との友好の架け橋を失ってしまうことになります。

そこで、具体的なリスナーとしての動きですが、賛同していただける方は、台湾の大使館にあたる、台湾駐日経済文化代表処に、「スタッフの複数退職で日台の大きな架け橋であるRTI台湾国際放送日本語放送継続が心配!」、「スタッフの労働条件を改善し、よい人材が長期にわたり定着するように!」、「急ぎ、スタッフの増員を希望!」、「日本語放送の重要性をもっと認識してほしい!」などの手紙ないしEメールを、代表処:許國禎広報部長あてに送っていただけないでしょうか?とのことです。

台北駐日経済文化代表処
〒108-0071 東京都港区白金台5−20−2
広報部: 電話: 03(3280)7840〜8 、7916  FAX: 03(3280)7926
e-mail: information(アットマーク)roc-taiwan.org

代表処のウェブサイトTOP右上「問い合わせ」からも、送ることができます。
http://www.taiwanembassy.org/JP/mp.asp?mp=202

以上の情報を、ペーチカ事務局の松本さんから頂きました。私も、この意見に賛同して、既に許國禎広報部長宛に、RTIの危機を訴えるメールをお送りしました。RAE日本語放送の危機の時も、リスナーからの意見が取り入れられた経緯もあり、やはりリスナーあっての放送局だと思います。

<2011/09/03 12:14追記>
昨日9月2日、台湾国際放送では、「お便りありがとう」の番組の中で、新しいアナウンサー李泓瑋さんの紹介がありました。李さんは、台湾の大学院生だとのことです。急遽、採用されたのでしょうね。ただし、まだ3人態勢では、厳しいことには、変わりません。

<2011/09/11 08:56追記>
9月10日夕方の台湾国際放送を聴いたところ、「お便りありがとう」の番組の中で、更に新しいアナウンサー2名の紹介がありました。リクさん(愛称:ビンちゃん)とリーさん(愛称:いっちゃん)だそうです。何とか、早期にスタッフ集めができているようですね。しかし、労務条件の改善が無いと、安定した継続はできないでしょう。これからも注目が必要ですね。


posted by k_iwasa at 22:00| Comment(5) | TrackBack(0) | BCL news | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
僕も先週の『お便りありがとう』を聴いてショックを受けたひとりです。あれから今週にかけて、今夜もですが、けっこうな数の応援メールを局に送りました。早く落ち着いて番組制作出来る状態になってほしいですね。

ところで今夜のニュースには、上野さんともうおひとり、男性アナウンサーさんが出ていましたよ。新人さんでしょうか、名前はよく聴き取れなかったのですが、明日の『お便りありがとう』あたりで紹介してくれるのではないでしょうか。

とりあえず僕らには受信報告書や手紙で応援することしか、今のところ出来ないですからね。
Posted by sasanoji at 2011年09月01日 23:20
Sasanoji さん、こんにちは。
そうですね。リスナーからの聞いている証拠のお便りがあって、局側上層部も放送継続の必要性がわかりますからね。ただし、少人数では、お便りの処理もままならない状況になりそうですね。やはり、側面での働きかけも重要だと思います。
Posted by 岩沙 at 2011年09月02日 07:29
もし日本語放送がなくなってもせめて日本語課は存続してほしいですね
バチカン放送のように

しかし一番は放送の継続ですね
Posted by 東城 at 2011年09月04日 09:20
東城さん、本当にその通りですね。
Posted by 岩沙 at 2011年09月04日 10:39
興味深く、読ませてもらいました。早速行動に移します。
ボクは、手紙作戦で行きたいと思います。
Posted by 高木知文 at 2011年09月10日 08:40
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。